大規模修繕工事完了までの軌跡 > 修繕委員会の立ち上げ

修繕委員会の立ち上げ


まず修繕委員を立ち上げました。
修繕委員は前の理事会の延長というか、皆さまから「残って欲しい」という要望がありましたので。
でも他の修繕委員はっていうと、他に誰も手を上げる人がいなくて。
やっぱりどうしてもマンションの理事役員とか修繕委員とかはやりたがらない傾向にあるというか、自分から立候補する人って少ないんですよね。
どこのマンションさんでも困っているところだと思いますが…。

ですので、逆に私のほうから他の人には「修繕委員になってもらえませんか」ってお声がけさせて頂きました。それで大規模修繕工事修繕委員会を立ち上げました。
修繕委員方は全員で5名です。何故五人にしたかというと、ある方から『偶数だと意見が割れてしまった時に決められなくなってしまうので、奇数が良いですよ』ってアドバイスを頂いたんです。

《大規模修繕工事のおおまかなスケジュール》 大規模修繕工事のスケジュール

修繕委員の方の選定基準


以前役員だった方(1名)に協力をお願いし、「どなたに協力してもらうのがよいか?」という打合せを行いました。その方と相談して、この方々だったらある程度同じ思いと方向性で一緒に大規模修繕工事プロジェクトを推進しているけるだろうな、という方々を選ばせてもらいました。
全く正反対の意見の方を入れようというアイデアもありましたが、そもそも同じ方向性の方々の集まりといってもいろんな意見があるわけですから、まずは修繕委員会で意見をまとめて前に進めることを重要視しました。

どこのマンションにもご自分の意見を非常に強くおっしゃる方がいらっしゃると思います。そういう方は…理事会では良いと思います。いろんな意見を出していき、幅広く意見を聞くことは大事だと思いますから。ですが、大規模修繕工事委員会では一つのプロジェクトを進め、やりとげないといけないので、そういう方が修繕委員という立場で反対意見を強行に仰られると修繕委員会内で合意形成が整わないと思ったのです。
もちろん公募もしています。「くるもの拒まず」はマンション管理組合の運営上、鉄則だと思います。公平性の観点から言っても重要ですよね。

当初は修繕委員会の前に「修繕準備委員会」を作ったらどうか?というアドバイスをCIPさんから頂き、半年ほど準備委員会としいて「修繕委員会は何をやるのか」という議論をし、たたき台やスケジュールを作成し、半年後に修繕委員会を立ち上げました。

規約・会則は作りませんでしたが、総会で皆さんにスケジュールや発注方法、進め方などを説明して審議頂いています。お蔭様で総会はすんなりと進みました。それもコンサルタントさんから「合意形成が大事だよ」というアドバイスがあったからだと思います。


〔2014年4月17日 更新〕

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