大規模修繕工事完了までの軌跡 > 設計事務所の選定

設計事務所の選定


設計事務所を決定することはスムーズにいったように思います。
まず、住民の意見で大規模修繕工事の設計コンサルタントを行う会社8社に対してヒアリングをしました。住民の皆さんにもご納得頂く形で進めることが重要ですから。

8社はどうやって見つけたのかというと、知人が全国マンション管理士会の理事を一時期やっていましたので、そのツテからです。また首都圏で昔から大規模修繕工事の設計をされているSさんとも懇意にさせていただいてて、『マンション管理センターのwebで探すのが一番良い』ってアドバイスを受けました。そこで検索したんです。

『8社にヒアリングをしたり見積依頼をするのは大変な労力だったのではないですか?』ときかれるんですが、管理会社に全部やってもらいました。
というのも管理会社D社は大規模修繕工事に参加してこなかったのです。 管理会社Dにもお声がけしましたが、『コンサル使ってやる大規模修繕工事はやりません』、と。管理会社さんはそういうところがあるのかもしれませんね。自分のところで一括受注したいのかもしれません。聞いてみると懇意にしている業者さんがあるようでした。
もしコンサルタント候補の1社、CIPさんが採用になった場合、CM方式だと差し替え方式なので付き合いのある会社に発注されるわけではないですから…。管理組合からしたら、D社さんのそういう考え方はどうかな、って思うんですけどね。工事はキチっとやっていただけるんでしょうが、値段が高くなってしまうと思いました。そのようなこともありましたが、当時のフロントさんは8社に対しての見積取得などの手続きはキチっと対応頂けました。

設計コンサルタント候補は管理費削減でお世話になった株式会社シーアイピー(以下CIP)とNPO法人が主です。有名どころからも見積を取りましたが、後から施工業者の1人から話を聞いてみると、そこは管理組合からもお金を取っているし、工事会社からもお金を取っている、ということでした。だからそこを選ばなくて良かったかな、と思いました。

そしてその中から3社選定しています。
3社ヒアリングして、1社は施工会社からお金を取る会社、取らないのはCIPさんともう一社だったんです。でもとらないもう一社はプレゼンテーション能力が低かったんです。
施工会社からお金を受け取らないコンサルタントもありますが、受け取る会社が多いようです。
後に決る請負会社の現場管理人さんにきいたら半分以上の設計事務所は施工会社からお金取ると言っていました。

結果的には株式会社CIPという会社になりました。以前に管理費削減で実績があったので、全体的にCIPでいいんじゃないかとう意見が多かったように思います。頂いた意見の中では「成功報酬が高いのではないか」というものもあったんですが、管理費削減の際のやりとりがあったので、信頼感できる相手だという認識が共通していたのがアドバンテージとしてあったと思います。


〔2014年5月13日 更新〕

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