見積会社と金額
大規模修繕工事の施工会社は一般公募にし、公平性を高めるためにマンション内にも公募のお知らせを出しました。
《入札の一般公募のお知らせ》
見積の数
見積参加してきた会社は、総合請負会社１２社、専門工事会社２０社でした。
専門工事会社というのは足場工事屋さんや塗装工事屋さんなどを指します。
専門工事会社は複数工事の見積をしてきますから、延べ２２４見積を取得しました。
《見積参加数》
見積開封の結果
ＣＩＰのＣＭ方式の見積では、総合請負会社１２社から見積を取得しました。
下の表がその結果の一覧です。
最安値は６，０６９万円、最高値は８，８２０万円で、１２社の平均額は約７，０５４万円でした。
総合請負会社５社を候補（表中、黄色のセル）として選定しました。選抜基準は見積金額や会社の規模や実績、経営評点などを見ながら総合的に決めますが、見積金額が安い会社の方が有利なのは間違いありません。
《１２社の見積開封の結果》
ＣＭと価格の交渉
専門工事会社にはＣＩＰさんが面接と価格交渉を行いました。一社ずつやるそうです。
《折衝》
ヒアリングの３社を選定
総合請負会社の選択した５社に対してＣＩＰに専門工事会社の差し替えと価格の交渉を行ってもらいました。それがこの結果です。
《５社のＣＭと価格交渉の結果》
ＣＭで差額の大きい会社は８４０万円も下がりました。下がらない会社でも１１４万円の差額がでた計算になります。
当初の想定より価格が抑えられそうなので、途中で計画外としていた『廊下の塩ビシート防水』を追加工事でお願いすることにしました。（塩ビシートの金額を入れたのが一番右欄）
見積開封した１２社の中から３社を選定し、ヒアリングを行うことになりました。
結局追加工事も含めて大規模修繕工事の基本的な工事だけで６０００万円ぐらいでした。
管理会社Ｈさんの抜けている工事とバリューアップ工事を入れても同じくらいの金額（６０００万円）で出来たということでした。
〔2014年5月13日 更新〕
